それは恐らく昨日の夜、それも日付が変わってからのことだったろう。

私はいつもの様にビールと焼酎等でいい感じになっていたわけだ。

風呂に入ったのも覚えている、布団に入ったのも覚えている。

ただ一つだけ覚えていないのは。

私が昼頃に起きて台所にいくと、そこに鍋が置かれてあったということだ。

何故に鍋?と思いつつ蓋をあける。

中にはハヤシライス用のデミが。

ん?と思い棚の中を覗くとデミソースのペーストが一個消えてる。

あれー?

ちゃんと鍋の中はちゃんと牛肉と玉ねぎ等が入っており、暖めればすでに食べられる状態。

んー・・・

きっと酒の肴ほしさに台所にたったはいいが何故かご飯を炊かずにハヤシを作った、ってことでいいのかな?この場合。

と思いつつ冷蔵庫を見ると皮をむかれた玉ねぎがゴロゴロ。

そこで彼は真相に気づいた。

や、何故肴→ハヤシなのかってことですよ?

つまり、

1:玉ねぎスライスでも作ろうかと思った矢先、玉ねぎの皮が痛んでることに気づいて慌てて剥いた

2:その中の一個をスライスしたものの、思った以上に辛味が強いので水に一回さらした。

3:その間にも飲んでて満腹になり、さらしておいた玉ねぎを処分するのにハヤシを作ろうと思い立った。

これがことの真相。

3番がどうみても酔っ払いにしか出来ない思考だなっていう。

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